公務員だけが幸せに生き残れる国①-ホワイト企業入社が不可能な理由ー
公務員だけが幸せに生き残れる国
この文章をみてあなたはどう思いましたか。
公務員だけがっていうけど、大手企業勤務の人も幸せなのでは?とか
幸せの定義って人それぞれちがうでしょ、とか
色々あるかと思いますが
この記事においての(労働を前提とした)幸せの定義は
一定額以上の年収を継続的にもらえ、さらに私生活を充実させられる等のホワイトな労働環境で働けること
とします。
本関係記事での目次
1.あなたが大手ホワイト企業に入るのが不可能な理由
2.公務員なら余裕で成れる理由
3,だから公務員になるのが吉
1について。
※前提としてこれを見ている人が東大生or早慶以上の大学で体育会系在籍で、
コミュニケーション能力が一定以上あればなんら問題はありません。
はじめに見ていただきたいのが、
私の母校である早慶の大手企業内定率です。
早稲田 およそ37%
慶應義塾 およそ40%
(どちらも主要400企業の大まかな就職率です)
だいたい2人に一人が大手企業に行けるのか。
なら早慶、旧帝大以上のおれは余裕だなと思ったかもしれません。
しかし、ここには大きな落とし穴があるんです。
それは、
大手ブラック企業もこの主要企業の中に含まれていることです。
採用者数も多いという現実があります。
この大手ブラック企業の実態としては、
過剰なノルマ、人格否定的な罵声、行きたくもない高頻度な飲み会等が挙げられます。
(例)
私の友人のG君は某大手保険企業に入りました。
給料も30で1000万弱行くし、ここでがんばると意気込んでいた彼でしたが、
成果をなかなか達成し続けるのはとても厳しく
いつから上司には、〇ね、〇〇すぞ等の罵声をあげられるようになり、
ついには仕事を休職してしまいました。
休職中の彼が言っていたのは、「たしかに給与も大事だけど、一番大事なのは続けられる環境であること。その環境は人それぞれの性質によって異なるから、そこをしっかり見極められなかったおれはばかだ、と言ってました」
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あなたはこんな環境で働いて本当に幸せでしょうか。
大手であれ、ブラック企業はこういうのが日常茶飯事です。
では、いったい早慶卒の人がホワイトな大手に内定をもらえる確率はどれくらいでしょうか。
さきほど早慶の主要企業内定率をあげました。
だいたい、40%弱といったところでしょうか。
40%弱ということはその半分くらいはホワイトな大手企業にいくのではと思うかもしれません。
しかし、残念なことにこの40%には理系の学生も含まれております。
みなさんもご存じの通り、理系のほうが圧倒的にメーカー等の大手ホワイト企業に入社しやすいです。
その点も差し引いたうえで、考えるに
だいたい早慶卒(文系)でホワイトなメーカー(機械、食品、繊維etc)、商社、ディベロッパー、携帯キャリア等に入社できるのは
おおよそ上位10%くらいでしょう。
早慶に入り、その中でも特に優秀な学生だけが大手ホワイト企業に入社できるというわけです。
そのほかの学生は残念なことに中小企業なり、ブラックな大手企業のソルジャーとなり、体を壊すのが関の山です。
さらに2020東京オリンピック以降は日本の不況が確定しているため、
本当に極々一部の人間だけが大手ホワイトの切符をつかめる時代が目の前にあります。
凡人が大手ホワイト企業に行くのってとても難しいんです。。。