地方公務員ブログ:首席公務員が語る公務員のリアル

公務員入庁前、入庁後、そして人生全般についてつらつらと書き連ねます。

「働く」を選択するうえで最も大事なこと。

 

働くことにおいて、

最も大事なこと。それはいったい何なんでしょう。

 

この問いついて、

就活時代、そして働き始めてからの今現在でも

時々考えています。

 

 

ネームバリュー、地位、名誉、年収、WLB、やりたいことetc

 

 

色々あるかと思いますが、

最近ようやく答えを見出すことができてきました。

 

それは

 

自分の人生の指針に最も適合している働き方をすること

 

です。

 

ここにおいて、変に周囲の目を介在させないほうが良いです。

 

周囲の人が望むことを無理やり自分に取り入れて、

それが自分の人生の指針だ、それこそが自分の幸福につながるんだと

思い込んでみても、いずれその化けの皮は剥がれ、あえなく散り行くでしょう。

 

なので、就活生に声を大にして言いたいことは、

 

自分の人生において最も大事にしたことを3つくらい上げること。

 

そして、

これは嫌だな・無理だなということの明確化を早めにしてほしいです。

 

 

たとえば私の場合ですと、

(人生の指針)

大切な人と仲良く過ごす時間

のんびりできる時間

→両者の時間が増やせそうな働き方、職場を選びたい。

(いやなこと・やりたくないこと)

東京、残業、満員電車、バリバリ働くこと

波長が合わなそうな人が多い職場、転勤

 

 

こんな感じのものが挙がってきました。

 

いやなことから考えるのに都内勤務は無理そうだな。

自分に波長が合いそうな、つまり性格的に合いそうな人が多い職場、、、

そして早く帰れる、か

 

これらを総合的に考えて選んだのが、今の職場でした。

 

たしかに大手企業や都庁・国家公務員のほうが周りに威張れます。

でも、所詮その程度に過ぎないんですよね。

 

その場所で働くのはあなたなのですから、

自分で冷静に考えて、しっかり吟味してほしいと思います。

 

 

 

最後になりますが、就活時代の私の友人の話を紹介しておきます。

 

彼は慶應卒で、某外資系コンサル会社から内定をもらいました。

しかし、そこを辞退して日系大手の子会社に就職しました。

 

もし外資系コンサルに就職していれば、

20半ばとかで年収1000万弱位いきます。

大手の子会社とは年収が2倍くらい違いそうです。

 

外資系コンサルに就職すれば

そこそこモテた彼はきっとさらにモテたでしょう。

 

 

そこで、疑問に思った私は

どうして?と彼に尋ねました。

 

 

そうすると彼は、

なんだその低俗な質問は、みたいな顔をして、

 

 

「趣味の時間こそがおれにとって最も大事で、それ以外はどうでもいいんだよね。」

「第一会社の名前とか金で寄り付いてくる奴なんて、ろくなやつじゃない。」

 

 

 

そう言い放ち、私の前を去っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何者

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