地方公務員ブログ:首席公務員が語る公務員のリアル

公務員入庁前、入庁後、そして人生全般についてつらつらと書き連ねます。

公務員と学歴について

 

公務員と学歴。

 

試験をこれから受験する人としては

気になる事項ですよね。

 

結論としては

 

多くの試験種においては

 

関係ありません

 

 

 

なぜなら、そもそも大学名を伏せて

 

試験を行うところが大半だからです。

 

 

まず公務員試験において学歴がばれるのは

 基本的には面接時に履歴書を持って行った時です。

 

この履歴書をもとに面接が行われるのですから、

ここに大学名記載があればばれますよね。

 

ただどの試験種でも基本的に履歴書に大学名の記載はせず、

伏せた状態で面接が行われます。

(試験種においては面接中、大学名がわかるような事項については話さないでくださいといわれるほどです。)

 

※自分の場合ですと、大学名を書かせたのは地元の自治体だけでした。

 

※ただし国家一般職、国家総合職では官庁訪問において、大学名を書かせるところも多くあったかと思います。そういう事情を考えると、特に本省系では高学歴のほうが有利と言えそうです。しかし公務員ジャーナルを見る限りでは、国家一般本省では名の知れない大学も意外と採用されていたりするんですよね。

 

(一言コメント)-----------------------

 

試験種と学歴について

 

(県庁系)

早慶以上も割といる。MARCH前後がボリューム層な印象

(都庁)

→圧倒的に早稲田が多く、たしか100名前後います。

 東大もそこそこいて、20名前後だったかと。(ともに就職者の人数)

特別区、市役所)

日東駒専が平均くらい。早慶もそれなりにはいる。

(国家一般)

→本省系は早慶が多い。

 ただ本省すべてが難しいというわけではなく、

 早慶卒のとある友人は、国家専門・某市役所など全落ちし、

 本省の○○省にだけ受かったと言ってました。

 ○○省からは私も面接を受けませんかというオファーをいただいたので、

 この○○省の不人気度合いがうかがわれます。(官庁訪問終了3か月後とかですよ)

 まあここ、激務で有名ですし最近色々と話題にもなりましたからね。

 

(国家総合)

→東大、早慶。MARCH内定者もいるが、出世しづらいときく。

 某雑誌の合格体験記をみると、〇〇省にFランク大の人が採用されていた記録がみられました。また私の同期の友人もマーチから同じ〇〇省に入ったみたいです。

 

 

※本ブログ著者の同期にはいわゆる日東駒専未満の大学の人もふつうにいました。

※上で早慶と言っていますが、慶應はそもそも公務員の就職者数が少ない印象です。

 

 

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そして次に入庁後ですが、

 

 

ちょっと関係あるくらいなのかな

というのが本音です。

 

 

やはり出世していく人は、

 現場での仕事力を認められて上に上がっていくケースが多いように感じるので、

 学歴よりはまず仕事ができるかどうか。

 

ここに左右されているように感じます。

 

※学歴については飲み会や入庁したての頃に少し話題になりました。

 でもそれくらいなので、変に気にしないほうが良いと思います。

 

 

ただ、基本的に内部を見てしまうと

あまり出世したくない、、、、、、、

 と思う公務員の方も多いです。

 

 

出世したくない私としては

逆に学歴が悪く響くような気もしてしまいそうで、なんとも微妙な気分です汗

 

 

まとめとしましては

公務員は一部の試験種を除き、

学歴を伏せて行われますので、その点は関係ないです。

 

 

入庁後についてはもし出世したいのであれば、

すこしは関係ありそうですが、

それよりも仕事ができるかどうかのほうが

 

圧倒的に大切です。

 

 

 

 

 

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