地方公務員ブログ:首席公務員が語る公務員のリアル

公務員入庁前、入庁後、そして人生全般についてつらつらと書き連ねます。

公務員の仕事に向いている人、向いていない人

 

巷ではだれでもできる仕事、生産性のない仕事と言われている公務員の仕事ですが、

実際のところどういった印象をお持ちでしょうか。

 

機械的、デスクワーク、前例踏襲etc,,,,,,,,,,

 

部署によりけりですがだいたいこのようなイメージで間違いありません。

 

それでは実際に公務員として働いている私が、

どういった人が公務員に向いていると感じたかについて、

適性面、人柄面の2点から書いていきたいと思います。

 

①無意味な仕事も受け入れて黙々と取り組める人(適性)

②真面目、おとなしい系で周囲とうまくやれる人(人柄)

 

まず①についてですが、正直公務員の仕事の中には

「こんなのやる意味ある?」みたいな仕事が数多くあります。

たとえば、印をバリバリ使っているだとか、書類を紙ベースで残さないといけない、などです。。。。

これだけIT化が叫ばれている時代に上記のような無意味な行為でかなりの時間を取られるので、そういったことにいちいち疑問をいだくような方はあまり向いていないかもしれません。

 

次に②人柄面についてですが、やはり一般行政職では

上記で記載したような性格の方が多いんですよね。

類は友を呼ぶといいますが、こういった人のほうがうまく職場になじめるのではないかと思います。逆にバリバリ体育会系みたいな人は少ないので(国税とかはおおいらしい)そういった人は素直に民間で稼ぐほうがよろしいかと。

 

今回は以上となります。

読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?

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自分もまわりもうまくいく! 公務員女子のおしごと帳

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地方公務員の激務度をさっと判定できるあるサイト

 

類似団体別 公務員 比率

 

と検索をかけてみてください。

 

そうすると総務省の類似団体別地方公務員数

などといったページがでてきます。

このページを進んでいくとあるファイルがでてきますので、

そこの数値をみてください。

 

またこの記事は後で書き直します。

それでは。

公務員だけが幸せに生き残れる国①-ホワイト企業入社が不可能な理由ー

 

公務員だけが幸せに生き残れる国

 

この文章をみてあなたはどう思いましたか。

公務員だけがっていうけど、大手企業勤務の人も幸せなのでは?とか

幸せの定義って人それぞれちがうでしょ、とか

色々あるかと思いますが

 

この記事においての(労働を前提とした)幸せの定義は

 

一定額以上の年収を継続的にもらえ、さらに私生活を充実させられる等のホワイトな労働環境で働けること

 

とします。

 

本関係記事での目次

1.あなたが大手ホワイト企業に入るのが不可能な理由

2.公務員なら余裕で成れる理由

3,だから公務員になるのが吉

 

 

1について。

※前提としてこれを見ている人が東大生or早慶以上の大学で体育会系在籍で、

 コミュニケーション能力が一定以上あればなんら問題はありません。

 

 

はじめに見ていただきたいのが、

私の母校である早慶の大手企業内定率です。

 

早稲田    およそ37%

慶應義塾   およそ40%

(どちらも主要400企業の大まかな就職率です)

 

だいたい2人に一人が大手企業に行けるのか。

なら早慶旧帝大以上のおれは余裕だなと思ったかもしれません。

 

しかし、ここには大きな落とし穴があるんです。

それは、

 

大手ブラック企業もこの主要企業の中に含まれていることです。

 

そしてこの大手ブラック企業ほど離職率が高いため、

採用者数も多いという現実があります。

 

この大手ブラック企業の実態としては、

過剰なノルマ、人格否定的な罵声、行きたくもない高頻度な飲み会等が挙げられます。

 

(例)

私の友人のG君は某大手保険企業に入りました。

給料も30で1000万弱行くし、ここでがんばると意気込んでいた彼でしたが、

成果をなかなか達成し続けるのはとても厳しく

いつから上司には、〇ね、〇〇すぞ等の罵声をあげられるようになり、

ついには仕事を休職してしまいました。

休職中の彼が言っていたのは、「たしかに給与も大事だけど、一番大事なのは続けられる環境であること。その環境は人それぞれの性質によって異なるから、そこをしっかり見極められなかったおれはばかだ、と言ってました」

 ---------------------------------------

 

あなたはこんな環境で働いて本当に幸せでしょうか。

大手であれ、ブラック企業はこういうのが日常茶飯事です。

 

では、いったい早慶卒の人がホワイトな大手に内定をもらえる確率はどれくらいでしょうか。

 

さきほど早慶の主要企業内定率をあげました。

だいたい、40%弱といったところでしょうか。

 

40%弱ということはその半分くらいはホワイトな大手企業にいくのではと思うかもしれません。

 

しかし、残念なことにこの40%には理系の学生も含まれております。

みなさんもご存じの通り、理系のほうが圧倒的にメーカー等の大手ホワイト企業に入社しやすいです。

 

その点も差し引いたうえで、考えるに

だいたい早慶卒(文系)でホワイトなメーカー(機械、食品、繊維etc)、商社、ディベロッパー、携帯キャリア等に入社できるのは

 

おおよそ上位10%くらいでしょう。

 

 

早慶に入り、その中でも特に優秀な学生だけが大手ホワイト企業に入社できるというわけです。

そのほかの学生は残念なことに中小企業なり、ブラックな大手企業のソルジャーとなり、体を壊すのが関の山です。

さらに2020東京オリンピック以降は日本の不況が確定しているため、

本当に極々一部の人間だけが大手ホワイトの切符をつかめる時代が目の前にあります。

 

 

凡人が大手ホワイト企業に行くのってとても難しいんです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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絶対内定2021 自己分析とキャリアデザインの描き方

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「働く」を選択するうえで最も大事なこと。

 

働くことにおいて、

最も大事なこと。それはいったい何なんでしょう。

 

この問いついて、

就活時代、そして働き始めてからの今現在でも

時々考えています。

 

 

ネームバリュー、地位、名誉、年収、WLB、やりたいことetc

 

 

色々あるかと思いますが、

最近ようやく答えを見出すことができてきました。

 

それは

 

自分の人生の指針に最も適合している働き方をすること

 

です。

 

ここにおいて、変に周囲の目を介在させないほうが良いです。

 

周囲の人が望むことを無理やり自分に取り入れて、

それが自分の人生の指針だ、それこそが自分の幸福につながるんだと

思い込んでみても、いずれその化けの皮は剥がれ、あえなく散り行くでしょう。

 

なので、就活生に声を大にして言いたいことは、

 

自分の人生において最も大事にしたことを3つくらい上げること。

 

そして、

これは嫌だな・無理だなということの明確化を早めにしてほしいです。

 

 

たとえば私の場合ですと、

(人生の指針)

大切な人と仲良く過ごす時間

のんびりできる時間

→両者の時間が増やせそうな働き方、職場を選びたい。

(いやなこと・やりたくないこと)

東京、残業、満員電車、バリバリ働くこと

波長が合わなそうな人が多い職場、転勤

 

 

こんな感じのものが挙がってきました。

 

いやなことから考えるのに都内勤務は無理そうだな。

自分に波長が合いそうな、つまり性格的に合いそうな人が多い職場、、、

そして早く帰れる、か

 

これらを総合的に考えて選んだのが、今の職場でした。

 

たしかに大手企業や都庁・国家公務員のほうが周りに威張れます。

でも、所詮その程度に過ぎないんですよね。

 

その場所で働くのはあなたなのですから、

自分で冷静に考えて、しっかり吟味してほしいと思います。

 

 

 

最後になりますが、就活時代の私の友人の話を紹介しておきます。

 

彼は慶應卒で、某外資系コンサル会社から内定をもらいました。

しかし、そこを辞退して日系大手の子会社に就職しました。

 

もし外資系コンサルに就職していれば、

20半ばとかで年収1000万弱位いきます。

大手の子会社とは年収が2倍くらい違いそうです。

 

外資系コンサルに就職すれば

そこそこモテた彼はきっとさらにモテたでしょう。

 

 

そこで、疑問に思った私は

どうして?と彼に尋ねました。

 

 

そうすると彼は、

なんだその低俗な質問は、みたいな顔をして、

 

 

「趣味の時間こそがおれにとって最も大事で、それ以外はどうでもいいんだよね。」

「第一会社の名前とか金で寄り付いてくる奴なんて、ろくなやつじゃない。」

 

 

 

そう言い放ち、私の前を去っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略

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何者

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公務員と残業代について

 

全額?それとも半額?

 

 

今回は公務員と残業代について

 

お話ししたいと思います。

 

 

結論から申し上げますと

 

自治体による

 

 

です。

 

以下、さっくりまとめていきます。

 

(地方市役所系、たぶん場所によっては県庁も)

→予算が少ないことが多く、残業代が満額出ないことが多い。

私の知り合いの某地方市役所の方は、

月80とか残業をしていましたが、

残業代は0円と言っておりました。、、、、、え、、、、、、、、、、、

 

 

また意外と知られていませんが、

田舎になればなるほど激務だったりもするんですよね。。。。。

 

もちろん自治体次第ですが。

 またそのあたりは別記事で書いていこうと思います。

 実は、激務度合いをなんとなく推察できるHPが2つほどあるんですよ。

 

(都庁・特別区政令市)

→予算に余裕があることが多く、満額つきやすい。

とくに都庁政令市あたりは部署によってはかなり大変そうだが、

残業代で富豪になれそうな印象です。


(国家本省系)

→満額出ないところが大半みたいです。

友人の知り合いに何人かいますが、でるのは50パーセントくらいと言ってました。

100時間とか残業してるんですよ。。。。。。。。

それの半分て。。。。。。。。。。。

 

また、知り合いの〇〇省の方も、

120ー160時間残業して半分くらいだとかいってましたね。、、、

→その人は勤めていた〇〇省の外局に配置換えがあり、

 激務で過労死しそうになったので、地方に転職したみたいです。

 

ただし、

某転職サイトを見る限り、

某○○院は残業代が満額出るみたいですね。

WLBもほかの本省系に比べれば優れているみたいですし、

絶対本省がいいけど、残業代・WLB等も捨てがたいという方は進んでみては。

 

(国家出先)

そもそも残業が少ないです。

※東京圏の〇〇局などは時期によってはかなり忙しいみたいです。

 

残業代についても、

ある程度のラインまではしっかりでているでは。

 

 

 

 

ちなみに私ですが、ある程度大きい自治体にいるので、

残業75時間くらいしたこともありましたが、

満額残業代は出ました。

 

だいたい平職員だと

1時間  1700-2200位のところが多いみたいですので、

 

2000×75=15万円くらいですかね。

 

 

国家本省の平の人にだいぶ前に聞いたときは

 1600円台と言っていた気がします。

 この辺の待遇も悪いんですね、、、、国は、、、、、、笑

 

 

やはり地方のほうが僕はお勧めですね!

 

 

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公務員と学歴について

 

公務員と学歴。

 

試験をこれから受験する人としては

気になる事項ですよね。

 

結論としては

 

多くの試験種においては

 

関係ありません

 

 

 

なぜなら、そもそも大学名を伏せて

 

試験を行うところが大半だからです。

 

 

まず公務員試験において学歴がばれるのは

 基本的には面接時に履歴書を持って行った時です。

 

この履歴書をもとに面接が行われるのですから、

ここに大学名記載があればばれますよね。

 

ただどの試験種でも基本的に履歴書に大学名の記載はせず、

伏せた状態で面接が行われます。

(試験種においては面接中、大学名がわかるような事項については話さないでくださいといわれるほどです。)

 

※自分の場合ですと、大学名を書かせたのは地元の自治体だけでした。

 

※ただし国家一般職、国家総合職では官庁訪問において、大学名を書かせるところも多くあったかと思います。そういう事情を考えると、特に本省系では高学歴のほうが有利と言えそうです。しかし公務員ジャーナルを見る限りでは、国家一般本省では名の知れない大学も意外と採用されていたりするんですよね。

 

(一言コメント)-----------------------

 

試験種と学歴について

 

(県庁系)

早慶以上も割といる。MARCH前後がボリューム層な印象

(都庁)

→圧倒的に早稲田が多く、たしか100名前後います。

 東大もそこそこいて、20名前後だったかと。(ともに就職者の人数)

特別区、市役所)

日東駒専が平均くらい。早慶もそれなりにはいる。

(国家一般)

→本省系は早慶が多い。

 ただ本省すべてが難しいというわけではなく、

 早慶卒のとある友人は、国家専門・某市役所など全落ちし、

 本省の○○省にだけ受かったと言ってました。

 ○○省からは私も面接を受けませんかというオファーをいただいたので、

 この○○省の不人気度合いがうかがわれます。(官庁訪問終了3か月後とかですよ)

 まあここ、激務で有名ですし最近色々と話題にもなりましたからね。

 

(国家総合)

→東大、早慶。MARCH内定者もいるが、出世しづらいときく。

 某雑誌の合格体験記をみると、〇〇省にFランク大の人が採用されていた記録がみられました。また私の同期の友人もマーチから同じ〇〇省に入ったみたいです。

 

 

※本ブログ著者の同期にはいわゆる日東駒専未満の大学の人もふつうにいました。

※上で早慶と言っていますが、慶應はそもそも公務員の就職者数が少ない印象です。

 

 

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そして次に入庁後ですが、

 

 

ちょっと関係あるくらいなのかな

というのが本音です。

 

 

やはり出世していく人は、

 現場での仕事力を認められて上に上がっていくケースが多いように感じるので、

 学歴よりはまず仕事ができるかどうか。

 

ここに左右されているように感じます。

 

※学歴については飲み会や入庁したての頃に少し話題になりました。

 でもそれくらいなので、変に気にしないほうが良いと思います。

 

 

ただ、基本的に内部を見てしまうと

あまり出世したくない、、、、、、、

 と思う公務員の方も多いです。

 

 

出世したくない私としては

逆に学歴が悪く響くような気もしてしまいそうで、なんとも微妙な気分です汗

 

 

まとめとしましては

公務員は一部の試験種を除き、

学歴を伏せて行われますので、その点は関係ないです。

 

 

入庁後についてはもし出世したいのであれば、

すこしは関係ありそうですが、

それよりも仕事ができるかどうかのほうが

 

圧倒的に大切です。

 

 

 

 

 

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これからの日本と個人の幸せについてつらつらと。

 

2020以降、

 

日本の大不況はほぼ確定しています。

 

これは仕方のないことです。

 

なぜなら

 

①世界のTOP企業はみんなIT系なのに、

 日本で優秀なIT企業はないに等しいから。

 

②高齢化率が高まり、若い世代が減るから。

 

③なんかお互い足を引っ張りあったり、よくわからない法律を作ったりして、

 どんどん成長に歯止めをかけているから。

 

 

この3点あたりが大きな理由なのではないかと思います。

 

まあ、仕方ないですよね。

 

この国を変える術は非道徳的な方法以外に

もはや考えられません。

 

この辺については個人ではどうしようもないことなので、

僕はあきらめることにしました。

 

 

しかし、個人・周囲の人間の幸せの追求については

まだあきらめていません。

 

 

自分にとって大事な友人と恋人と仲良く暮らす方法。

 

これについてはいろいろと考えており、

 

それは僕が公務員という仕事を選んだ理由の一つにも

 

つながってきます。

 

 

僕の現状の目標としては、

 

同性婚をして、

 

ある程度お互い自由な状態にしながら、

 

色々な場所に顔を出す生活にすることが目標です。

 

 

 

普通に異性との結婚も考えましたが、

 

これからの時代に日本で生きていかなければいけない

 

子どもはやはりかわいそうだよなー、という想いから、

 

たぶん異性との結婚は厳しいんじゃないかなと思いました。

(子供を欲しい人が多いという前提ですが)

 

 

日本はインフラも整っているし、いい国だよ、

という意見もありますが、

 

今後ますます格差が拡大し、

運よくうまいポジションをとれた人だけが幸福になる時代が

 

必ず来ます。

 

 

残念ながら、そんなばくちみたいな状況で

 

僕は生きたいとは思いません。

 

 

 

 

割とこういう価値観の若者っておおいんじゃないかな。。。。